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mitekaku journal

2023/3/7

デザインのリテイク回数を減らす方法やリテイクを楽にするツールを紹介します!

デザイナーにとって大変な作業の一つが、「修正」ではないでしょうか。
この問題の対策としては、「リテイク回数自体を減らす」という量的なものと、「修正自体を楽にする」という質的な物の2つがあります。
したがって、リテイク回数を減らしたり修正を楽にしたりする方法が、デザイナーにとっては重要となります。

そこで本記事では、リテイク回数を減らすために、リテイク回数を増やす要因と、減らすためのポイントをご紹介していきます。
また、修正自体を楽にするツールもご紹介します。

リテイク回数が多くなってしまう原因とは?

リテイク回数が多いという問題の対策を考えるためにも、まずはその原因を確認していきましょう。
リテイク回数が増える原因は大きく「デザイナー側のもの」と「クライアント側のもの」に分けられるため、この観点からそれぞれ確認していきましょう。

デザイナー側の要因

デザイナー側の要因は、主に3つ挙げられます。

ケアレスミス

高頻度でケアレスミスが発生すると、クライアント側の確認作業が増えて負担も大きくなってしまいます。
デザイナー側の信頼を失う可能性もあるため、注意が必要です。
ケアレスミスが発生した場合、それがどの段階のミスで、何が要因なのかを突き止めて再発防止に努めましょう。

スキル不足

デザインの見栄えが悪かったりクライアントの要望とかけ離れていたりすると、リテイク回数は増えてしまいます。
最悪のケースでは、打ち切られることもあるでしょう。

クライアントの意図を読み取っていない

打ち合わせの段階で的確にクライアントの意図を読み取れるように努めなければ、デザイン完成後であっても多くの修正が必要となる可能性が高いです。

クライアント側の要因

クライアント側の要因も、主に3つ挙げられます。

デザインイメージの相違・伝達ミス

クライアントの言い間違いや、言葉の解釈の違いによってこれらのミスは発生します。
イメージの相違はそのまま完成品にも表れるため、リテイクにつながります。

コンテンツの追加・削除

文言の追加や大きさの変更、削除といった大きな変更のある修正は、リテイクにつながりやすいです。
また、Webサイトの場合ロゴやバナーのサイズが決まっていることも多いため、限られたスペースの中で変更を加えるのは難しい作業となり、変更できないことが多いですよね。
この点を理解してないクライアントさんは多いので、あらかじめ伝えておきましょう。

クライアント側の方針

クライアント側に要望がなくすべてデザイナー任せ、という方針の場合は注意が必要です。
デザイン作成後に、修正指示を出される可能性があります。
このようなクライアントに当たったときは、ヒアリングを重点的に行って要望を引き出すように心がけましょう。

デザインのリテイク回数を減らすために知っておきたいポイントをご紹介!

では実際に、デザインのリテイク回数を減らすためのポイントを4つご紹介します。

1つ目:クライアントの求めているものを明確化する

クライアントの求めているものは、一般に「デザイン」か「成果」です。
たとえば、「美しいデザイン」を求める方もいれば、「集客につながるようなデザイン」を求める方もいらっしゃいます。
クライアントの意図がどちらなのか、ヒアリング段階で明確化することが1つ目のポイントです。

2つ目:デザインの良し悪しを判断する軸を作る

クライアントの求めているものがはっきりしたら、どのようなものを提出すれば「良い」とされるのかについて決めます。
ここがはっきりしないと、修正回数が多くなってしまうでしょう。

3つ目:自分の制作実績を見てもらう

どんなデザイナーでも、得意不得意があります。
自分の制作実績を見てもらうことで、クライアント側に得意不得意を理解してもらえるようになります。

4つ目:コミュニケーションを大切にする

クライアントの意図をくみ取ってデザインに昇華するためには、コミュニケーションが最重要です。

ヒアリング段階におけるポイントとは?

リテイク回数を減らすためにはヒアリングが重要であると、ここまでの文章で説明してきました。
ここでは、ヒアリングで確認しておきたいポイントを4つご紹介します。

1つ目:要素の優先順位

要素とは、タイトルやキャッチ、写真などのことを指します。
これらの要素に優先順位を付けることで、要素の大きさや「何を強調するか」を決めやすくなります。

2つ目:色

ここでさらに注意したいポイントは2点です。
1点目は「ユーザに与えたい印象・コンセプトをあらかじめ定めておくこと」、2点目は「色を具体的に決めること」です。

たとえばカフェのサイトを作るときに、ベージュをベースカラーとするとします。
この場合、指定するときに「ナチュラルな感じで子供連れでも安心という印象を与えるベージュ」というように指定します。
色の解釈には幅が出るので、具体化することで、解釈の違いが生まれる可能性を減らせます。
そして具体化するためには、コンセプトや与えたい印象が決まっている必要があります。

3つ目:フォント

フォントも色と同様、ユーザに与える印象を左右します。
たとえば高級食材のサイトの場合、ポップな丸文字は適さないことが想像できます。

4つ目:参考デザイン

参考となるデザインの画像があれば、それもヒアリングの段階で提出してもらいましょう。
なぜなら、言葉では解釈に幅が生まれますが、画像があればイメージの共有をしやすくなるためです。

相手の立場に立って満足してもらうことが大切です!

最後に、デザインの心構えの話です。
以上のポイントを踏まえてデザインの作成を行えば、リテイク回数を減らすことができます。
そしてこれらのポイントの共通点は、「相手の立場になっていること」です。
これは結局デザインの目的と一致しますし、非常にシンプルな心構えでもあります。
ポイントを理解することも重要ですが、どうすれば満足してもらえるデザインになるかについて、つねに考えるようにしましょう。

リテイク自体を楽にするツールを紹介します!

ここまではリテイク回数を減らす方法をご紹介しました。
しかし、リテイク回数が減ったところでリテイク自体が大変なのは変わりません。

そこでおすすめしたいのが、デザイン修正指示ツールのmitekakuです。
このツールは修正指示を効率化するためのツールで、料金・ソフト・登録・知識不要で利用できます。
そのため導入が非常に容易で、直観的に操作できるため操作も容易です。
このように比較的簡単に使用できるツールですので、デザインを効率化したいという方はまずは一度ご利用ください。

まとめ

リテイク回数が増える要因やリテイクが多い時に確認したいポイントを踏まえて、リテイク回数を減らしていきましょう。

リテイク回数が増える要因・リテイクが多い時に確認したいポイント

【リテイク回数が増える要因】
・ケアレスミス
・スキル不足
・クライアントの意図を読み取れていない
・イメージの伝達ミスや相違
・コンテンツの過度な追加や削除
・クライアント側の方針が定まっていない

【リテイクが多い時に確認したいポイント】
・要素の優先順位
・色
・フォント
・参考デザイン