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デザイン会社が発信するデザイン制作情報

mitekaku journal

2023/2/11

デザインを依頼したことがない方へ!伝えるべき情報や依頼のNG例をご紹介!

デザインの外注には、いくつかのポイントがあります。
しかしデザインを依頼したことがない方や依頼の経験が少ない方にとっては、以上のポイントについて把握するのは難しいかもしれません。
また、「そもそもデザインは依頼するべきなのか」と考えている人もいらっしゃるでしょう。

そこで本記事では、デザインを依頼したほうが良いかというところから、依頼時のポイントや依頼できるサービス・サイトまで幅広くご紹介していきます。
デザイン依頼全般に関する情報をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもデザインは依頼したほうが良いの?

外注するかどうか迷うときに、ネックとなるのは「経費」ではないでしょうか。
デザインするものとしてはチラシやホームページなどが存在しますが、外注するくらいなら社員に任せよう、と考えている経営者の方も多いと思います。

しかし実際は、自分で作るにしても費用が発生します。
たとえばチラシを、社内のプリンターを用いてフルカラー印刷するとします。
このとき、インク代や紙代を考慮すると1枚当たり数十円がかかることになってしまいます。

また、ホームページも同様です。
たしかに無料でホームページを作ることは可能な時代ではありますが、いざ始めると変数機能の追加やアドレスの変更代がかかり、最終的には月数千円を払うことになるのもしばしばです。
当然スタッフは通常業務の時間をデザインに割くことになるので、結果として外注することになるケースもあります。

したがって、デザイン方面で知らないことが多い場合、まずは外注先に相談してみるのがおすすめです。
ネット上でもデザイン依頼可能なサービスやサイトがあるので、積極的に活用していきましょう。

デザインの依頼時に伝えるべきこととは?

実際に依頼しようと考えたときにネックとなるのが、依頼方法でしょう。
ここでは、デザインを依頼するときに伝えるべきことをご紹介します。

1つ目:広報物の目的と対象者

デザインするときには、必ず「目的」が存在します。
たとえば大学のウェブサイトのデザインと言っても、学校の認知度を高めるためのデザインと、既に大学について知っているターゲットにより興味を持ってもらうためのデザインは異なります。
また、ターゲットが受験生なのか在校生なのか、一般の方なのかによってもデザインが異なるでしょう。

デザインはその目的やターゲットによって、より伝わりやすいようなデザインにすることが大切です。
したがって、これらの情報については依頼時に伝えることが大切です。

2つ目:広報物の使い方

たとえばリクルーティング時の説明資料としてのものと、資料請求時の郵送資料としてのものでは、デザインが異なります。
使い方を知っておくことで、デザイナー側もデザインしやすくなります。

3つ目:イメージしているデザインや好みのデザイン

この点は伝えにくいので、以下の2点に意識するようにしましょう。

1.ルールや規定事項を「好み」と分けて伝える

たとえば、「明朝体を使う」であったり、「ロゴを使う」、「コーポレートカラーを入れる」といった規定事項・ルールがあるとします。
これら情報は、好みやイメージと分けて伝えるのが重要です。
ただし、ルールが多いとデザインの幅が狭まってしまう点は注意しましょう。

2.イメージや好みを伝えるときは具体的に

言葉で好みやイメージを伝えるのは難しいため、具体化することが大切です。
なぜなら、言葉の解釈には、具体的なイメージの解釈よりも差が出るためです。
可能であれば、参考イメージを用意しておけるとベストです。

デザイナーに仕事を依頼するときの注意点

前段では依頼時に伝えるべきことをご紹介しました。
ここでは、依頼時に注意したいポイントをご紹介します。

1つ目:要件を固めてから依頼する

「デザインはプロに全てお任せする」
これはデザイナーを信頼しているような態度ですが、デザイナーを最も困らせてしまうものです。
目的やターゲット、イメージにといった前段で紹介した内容は、最低限まとめておきましょう。

これらの情報を固めたら、伝えるための準備も必要です。
イメージに近い雑誌やサイト、チラシなどを用意しておけるとベストです。

2つ目:余裕のあるスケジュールを組む

余裕がないと、満足のいく納品物が期待できません。
依頼から納期まで、修正などを含めると最低でも2週間は設けられると良いでしょう。
その期間の中で「いつまでに」「何を行うのか」について、より細かいスケジュールも出しておきましょう。

3つ目:料金は複合的に判断する

料金は簡単に定まるものではなく、使用用途や制作物のサイズ、能力を考慮して調整しなければなりません。
金額設定は多くの人が頭を悩ませる部分でもあります。
参考として、日本イラストレーター協会の「イラストの料金と著作権に関して」も見てみると良いでしょう。

4つ目:契約書を結んでから業務を進めてもらう

デザイン制作を業務委託する場合、契約書の締結は忘れずに行いましょう。
なぜなら、契約書を結ばずに依頼すると後に大きなトラブルに繋がる可能性があるためです。

なお、契約書に入れるべき項目は以下の通りです。

、契約書に入れるべき項目

・制作物の納期
・制作物の利用範囲
・修正発生時の回数上限
・知的財産権の譲渡内容
・二次利用時の支払金額

デザイン制作依頼時のNG例をご紹介!

ここまではポイントを紹介してきたので、ここで具体的なNG例をご紹介します。

多量な案や過度な値下げの要求

デザイナーにも、当然時間や体力的な限界があります。
そのため、たとえば「とにかく沢山案を見せて」という要求は、デザイン完成度を下げてしまいます。
また、「とにかく安くしてよ」というスタンスでの依頼は、モチベーションの低下につながります。
無茶な依頼は行わないようにしましょう。

他社との同時発注

他社との同時発注は、クライアント側にはメリットがありますが、デザイナー側としては好ましくありません。
仮に同時発注する場合は、必ず事前にその旨を伝えましょう。

盗作または盗作につながるような依頼

具体的には、「あのロゴに似せてよ」といった依頼です。
盗作とみられるようなデザインは、クライアント・デザイナー双方にとって不利益となります。
また、以前のデザインをブラッシュアップしてもらうといった依頼の場合は、そのデザインを制作したデザイナーに確認するようにしましょう。

デザインの依頼におすすめのサービスやサイト

当社はwebデザインやLP制作を行なっています

・株式会社Ryuki Design https://ryuki-design.jp/ 
・LP制作.jp https://rdlp.jp/

紙媒体のデザインにおすすめのサービス・サイト

ここでは、チラシやリーフレット、カタログといった紙媒体のデザインをするときにおすすめのサービスを紹介します。

・パンフレット専科 https://www.print-solution.com/
・アソボアド https://asobo-design.com/nex/

クラウドソーシングサービス

最後に、デザイン依頼に使用できるクラウドソーシングサービスを紹介します。

・99designs https://99designs.jp/
・ランサーズ https://www.lancers.jp/

まとめ

デザインは自社で作るとしても費用がかかるため、自社制作に関するノウハウがない場合は依頼がおすすめです。
デザインを依頼するとき、ぜひ参考にしてみてください。

依頼する時の注意点と伝えるべき内容

■依頼するときの注意点
・要件を固めてから依頼する
・余裕のあるスケジュールを組む
・料金は複合的に判断する
・契約書を結んでから業務を進める

■伝えるべき内容
・広報物の目的やターゲット
・広報物の使用法
・イメージしているデザインと好みのデザイン