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mitekaku journal

2023/5/9

デザインの雰囲気とは?種類ごとの特徴を知っておきましょう!

デザインが持つ雰囲気には様々な種類のものがあります。
主要な雰囲気を押さえておくことでデザインがしやすくなりますが、デザイン初心者の場合はそれも難しいこともあるでしょう。

当記事では、まずデザインが持つ雰囲気を種類ごとに紹介し、雰囲気の決定方法や、雰囲気を決めていくときに大切なことをご紹介します。
また、最後に面倒なデザインの修正を効率化するツールもご紹介します。
デザインの雰囲気の決め方が分からない方はぜひ参考にしてみてください。

デザインの雰囲気にはどのようなものがある?種類ごとに特徴をご紹介!

クール

IT業界やスポーツ業界のデザインによく使用される雰囲気です。
クールにも様々な種類のものがあります。
そのため、クールを表す以下のキーワードとともに用いられます。

合わせて使われるキーワード

・スタイリッシュ
・モダン
・シャープ
・先進的
・都会的
・テクノロジー
・知的

また、クールな雰囲気を出すためによく使われる色は青・無彩色です。

デザインするときは、以下のテクニックが有効です。

有効なテクニック

・文字の強弱やウェイトに差を付ける
・大胆なレイアウト
・グラデーション
・罫線

シンプル

ファッション業界や生活用品、アートや芸術などのデザインによく使用される雰囲気です。
以下の言葉とともに使われます。

合わせて使われるキーワード

・ミニマル
・洗練
・モダン
・繊細

シンプルなデザインに良く用いられる色は白です。
また、シンプルなデザインにしたいときは以下のテクニックが有効です。

有効なテクニック

・余白を多くとる
・無彩色を使う

エレガント

ホテルや旅館、ファッションや美容といった業種のデザインと相性の良い雰囲気です。
以下の言葉とともによく用いられます。

合わせて使われるキーワード

・優雅
・繊細
・上品
・気品
・シック

エレガントな雰囲気を出すときによく使用される色は以下の通りです。

よく使用される色

・低彩度色
・ピンク
・紫
・ベージュ

エレガントなデザインにしたいときによく使用されるテクニックは以下の通りです。

有効なテクニック

・セリフフォント
・低彩度色
・余白を作る

ナチュラル

飲食やレジャー施設、旅行や観光といった業種のデザインによく用いられる雰囲気です。
「ナチュラル」という雰囲気は、以下の言葉とともに用いられることが多いです。

合わせて使われるキーワード

・手書き感
・オーガニック
・アーシー
・素朴
・優しい
・親しみやすい

ナチュラルな雰囲気を出すためによく使われる色は以下の通りです。

よく使用される色

・緑
・茶

ナチュラルな雰囲気のデザインにするために使われるテクニックは以下の通りです。

有効なテクニック

・手書き感のあるイラストやフォントを使う
・アースカラーを使う
・丸みのある形状

ポップ

レジャー施設や商業施設などのデザインによく使われる雰囲気です。
「ポップ」という言葉は、以下の言葉とともに使用されることが多いです。

合わせて使われるキーワード

・カジュアル
・カラフル
・元気
・楽しい

ポップな雰囲気を出すためによく使われる色は以下の通りです。

よく使用される色

・赤
・黄色
・多色配色

ポップな雰囲気のデザインにするために使われるテクニックは以下の通りです。

有効なテクニック

・多色配色
・高彩度色
・イラストで楽しさを演出する
・ダイナミックな構図にする

デザインの雰囲気を決める方法

ここでは、デザインの雰囲気を決める方法の1つをご紹介します。

まず、「雰囲気」を分解してみましょう。
雰囲気を決定する要素は、主に2つあります。
1つは配色、もう1つはフォントです。
そのため、配色とフォントを決めることで雰囲気を決定できます。

ただし、雰囲気を決める前に必要なことがあります。
それは「イメージの言語化」です。
以上を踏まえて、雰囲気を決める手順は以下のようになります。

ステップ1:作りたいイメージの言語化をする

デザインのイメージをまず行います。
「かわいい感じ」「シックな感じ」「ポップな感じ」など、頭の中にある曖昧なイメージを言語化します。

このとき、具体的であるほどベターです。
先ほど紹介した言葉を修飾語として使用してみてください。
たとえば、「ポップな感じ」であれば「カジュアルでポップな感じ」、「元気でポップな感じ」としましょう。

ステップ2:配色を決める

配色を決めるのにおすすめなのが、「日本カラーデザイン研究所」の配色スケールです。
このスケールを使うと、言語スケール(ポップ、エレガントなど)から配色スケールが分かります。
イメージの言語化ができたら、このスケールを用いて配色を決めていきましょう。

ステップ3:フォントを決める

配色に関するスケールは存在しますが、フォントに関するスケールは存在しません。
しかし、フォントごとの特性を分析した記事は存在します。
イメージを言語化できたら、それに合うフォントを自分で探す必要があるでしょう。

また、他者が「このフォントはこのイメージに合う」としていても、実際に試してみるとそうでもない、と感じることもあるでしょう。
その場合は自分で手を動かして実験を行い、イメージに合うフォントを決めていきましょう。

曖昧な指示で雰囲気を伝えられたときの対応方法

雰囲気を決めるときは、クライアント側からの要望を踏まえなければなりません。
しかし、指示が曖昧で、雰囲気を決めかねるというときもあるでしょう。
ここでは、曖昧な指示をされたときの対応方法をご紹介します。

突き詰めてヒアリングをする

1つ目の方法は、ヒアリングをよく突き詰めることです。
まずは以下の項目の情報を集めるようにしましょう。

また、聞きたいことをまとめたヒアリングシートを用意しておくのも大切です。
インターネット上にもヒアリングシートはありますので、一度調べてみてください。

ヒアリングのポイント

・対象とする顧客の属性
・希望する配色
・使いたくない色は何か
・使用するフォントのイメージ
・イメージに合うホームページの例とその理由
・デザインやレイアウトを参考にしたいホームページの例とその理由

色が持つイメージを理解しておく

聞き取りを行って完成品のイメージをした後は、フォントや色を決めていきます。
色が与えるイメージは、色によって異なります。
したがって、色が持つイメージを知っておく必要があります。

先ほどカラースケールをご紹介しましたが、これが色を決めるときに非常に有効です。
色が与えるイメージを覚えなくても利用できるので、積極的に利用していきましょう。

一方で、このように考える人もいるかもしれません。
「決まったカラースケールを使うと、オリジナリティがなくなりそう」

しかし、その心配は必要ありません。
なぜなら、配色には一定のルールが存在しているからです。
そのため、独創的なものを作るのは難しいので、配色を0から決めるよりはカラースケールを利用した方が良いでしょう。

デザイン修正を効率化するツールを紹介します!

しっかりヒアリングを行ってイメージを固めても、デザインの修正につながってしまうこともあるでしょう。
修正対応はとても手間のかかる作業で大変ですよね。
そこでおすすめなのが、デザイン修正指示ツールの「mitekaku」です。

mitekakuは、デザインを原寸でチェックでき、修正指示をスムーズに行えるツールです。
無料で導入可能で、直観的に操作できます。
まずは一度お試しください。

https://mitekaku.com

まとめ

デザインの雰囲気には様々な種類があるため、クライアント側の要望に沿った雰囲気のデザインを決めるのが大切です。
まずはヒアリングをしっかり行い、イメージを固めていきましょう。
イメージが決まったらフォントと色を決め、雰囲気を作っていてください。

一方、どんなに丁寧にヒアリングしても修正になってしまうこともあるでしょう。
当社の修正指示ツールmitekakuは修正指示を効率化するので、まずは一度無料でお試しください。