インパクトのあるデザインを作る方法をご存知でしょうか。
注目してもらえるデザインを作るためには、インパクトを意識することが大切です。
そこで今回はインパクトのあるデザインを作る方法とそのポイントについてご紹介します。
目次
インパクトのあるデザインを作る方法とは?
プレゼンテーションや研究発表、広告の制作時にインパクトのあるデザインを作りたいとお考えの方は多いでしょう。
インパクトのあるデザインをなるべく早く作れるのが理想的ですよね。
以下ではインパクトのあるデザインを作る方法を2つ紹介します。
1.同じ要素を配置し、一方を大きくする
1つ目のポイントは同じ要素を配置し、一方を大きくすることです。
同じ要素のものであっても、大きさや向きを変えて使用するため、高速でインパクトのあるものが作れます。
2.はみ出すデザイン
2つ目のポイントははみ出すことです。
はみ出すデザインにすることで、奥行きやダイナミックさが生まれます。
ただし、要素は関連性のあるものにしないと、伝わるデザインが作れない点に注意しましょう。
デザインを作る際、スピードは非常に重要です。
いくらクオリティが良くても、毎度時間がかかっては他の作業に時間がかけられないなど問題が出てきます。
また、時間をかければ必ずしも良いものができるというわけではありません。
そのため、できるだけ早く質の高いデザインを作れることは重要なスキルです。
作業を効率化するために、ショートカットキーを覚えたり、作業環境を良くしたりする工夫もしてみましょう。
時短できるデザインを覚えておくことも1つの手です。
目を引く文字のデザインをご紹介!
インパクトのある文字のデザインを作るポイントは「大きく、太く、大胆に」です。
以下では具体的なデザインについてご紹介します。
1.数字を大きくする
1つ目は数字を大きくすることです。
数字を大きくすることでインパクトのあるデザインを作れます。
数字はもともと強調すべき要素であることが多く、優先順位も高くなります。
そのため、大きくすることは理にかなっていると言えるでしょう。
2.サイドに大きな文字を配置する
2つ目はサイドに大きな文字を配置することです。
縦の画像の場合は左右に大きな文字を配置し、横の画像の場合は上下に大きな文字を配置すると良いでしょう。
最も長い辺に対して文字を配置できるため、文字を大きくできます。
3.横文字と縦文字をミックスさせる
3つ目は横文字と縦文字をミックスさせることです。
横文字と縦文字を混ぜることでインパクトのあるデザインを制作できます。
よくあるパターンは、「左上から始まり右への横文字、そして右上から右下への縦文字」です。
4.文字の中に文字を配置する
4つ目は文字の中に文字を配置することです。
文字の中に文字を入れるテクニックも効果的です。
外側の文字を大きくする必要があるため、必然的にインパクトのあるデザインになります。
ただし、見にくくなる可能性がある点に注意しましょう。
5.特殊系フォントを使う
5つ目は特殊系フォントを使うことです。
使い方によっては効果的になるケースがあります。
装飾的な意味合いで使う際におすすめです。
デザイン初心者の方はあまり使わない方が良いでしょう。
6.1文字ずつ大きさを変える
6つ目は1文字ずつ大きさを変えることです。
タイトルの文字を、1文字ずつ大きさを変えることも効果的でしょう。
また、大きさだけでなく角度を変えてみるのも良いかもしれませんね。
簡単にできるためぜひ試してみてください。
7.文字を線でつなげる
7つ目は文字を線でつなげることです。
文字を線でつなげることで、ロゴのようなタイトルデザインが完成します。
細い線も太い線も使用できますが、太い線の方がインパクトが生まれるでしょう。
8.エンベロープ
8つ目はエンベロープです。
イラストレーターの機能の1つにエンベロープがあります。
エンベロープはオブジェクトに合わせた文字の変形が可能です。
例えば、文字をリンゴの形にデザインできます。
このようにエンベロープ機能を使うことで、インパクトの強い加工が可能となります。
9.文字をはみ出させる
9つ目は文字をはみ出させることです。
文字を大きくし、はみ出す形で配置するテクニックです。
このテクニックを使うことでかなりインパクトのあるデザインを制作できます。
コントラストを効果的に取り入れる方法について
デザインには「近接」「整列」「反復」「対比」の4原則があるとされています。
ここでは、そのうちの1つである「対比」について解説します。
対比とはコントラストのことです。
ある要素と別の要素に差をつけることで違いを際立たせる方法です。
簡単に言うと、重要度が高いものは目立たせて、重要度が低いものはそれよりも小さく配置します。
これによって自然とコントラストがつくのです。
対比をつける目的は優先順位を明確にし、重要な情報をしっかりと伝えることです。
以下ではコントラストを効果的に取り入れる方法について具体的に説明します。
大きい文字と小さい文字
大きい文字と小さい文字を配置することでコントラストをつけます。
つまり、文字の強弱を利用するということです。
メリハリが出るため、元気で活発な印象となるでしょう。
初心者の方へのアドバイスはフォントに注意することです。
強調したい文字を太くし、さらにゴシック体でレイアウトすると重い印象となる場合があります。
その際は、細い書体を用いるなど調整してくださいね。
また、色を調整することでバランスをとる方法もあります。
全体のバランスを意識するようにしましょう。
大きい写真と小さい写真(または文字)
写真の強弱でコントラストをつけることも可能です。
強弱の差が大きいほど、インパクトのあるデザインになります。
色
色の対比でコントラストをつけられます。
2つのものを比較したり、目立たせたい部分をさらに強調したりするときに使える方法です。
余白
意外に感じるかもしれませんが、余白の使い方によってもコントラストをつけられます。
余白を使ってゆったりとみせる部分と、情報量の多い部分を対比させると良いでしょう。
また、余白をうまく使うことで情報量が多くてもすっきりとした印象のデザインになります。
アイキャッチを意識したレイアウト
アイキャッチとは「人の視線を集める」という意味の言葉です。
特に看板や広告は人の視線を獲得してこそ本来の効果を発揮します。
ただし、人通りが多いところに設置したとしても、必ずしも注目されるとは限りません。
では、どのようなものが視線を集めやすいのでしょうか。
アイキャッチをするには「色彩」「フォント」「文字組」が重要です。
さらに、できるだけ読みやすくすることも意識すると良いでしょう。
文字であふれているものは、歩きながら読む気にならないでしょう。
目にしている時間は短いことが多く、素通りされてしまうことが考えられます。
文字数は目安として10文字程度が良いとされています。
それ以上に伝えたいことがある場合は、費用はかかってしまいますが、さらにもう1つ別のものを用意すると良いでしょう。
また、人々の視線を集めるためには「色合い」「明度」「鮮やかさ」を意識することも重要です。
背景と文字の色のバランスや、明るさの違いで与える印象は大きく異なります。
例えば、赤や黄などの暖色を背景とする方が、寒色を背景にするよりも人目につきやすくなる傾向があります。
これらを意識して、注目されやすいようなデザインを制作しましょう。
まとめ
文字の色や配置、大きさ、画像や余白を工夫することでインパクトのあるデザインを作れます。
今回の記事を参考にインパクトを意識して、人の目を引くようなデザインを作ってみてくださいね。
デザイン制作でお困りの際は、お気軽に当社までお問い合わせください。