ポートフォリオサイトを作成するときにプロフィールページも制作すると思います。
プロフィールページをうまく制作できれば、自分のことを最大限アピールできます。
しかし、何を盛り込めばよいのか分からない方も多いでしょう。
当記事では、プロフィールページの役割、書く内容、業種別の書き方をご紹介します。
また、ポイントを押さえていても、いざ制作するとなると手が進まないこともあるでしょう。
そこで、最後に参考にできるサイトもご紹介します。
目次
プロフィールページの役割
プロフィールページの役割は主に3つあります。
1つ目:自由な表現により自分のアピールをする
企業に採用される人のプロフィールページは、一目見ただけで魅力を感じるようなデザインになっています。
このような履歴書ではできない自己アピールをすることが、プロフィールページの役割の一つです。
2つ目:履歴書に書き足りないことを書く
履歴書では文字のみで自分を表現しなければなりませんが、プロフィールページでは文字で表現できないことを表現できます。
たとえば、アイコンを使うことで自分のデザインを視覚的にアピールできます。
3つ目:作品以外の部分で強く印象付ける
作品だけが載っているポートフォリオより、プロフィールページもよく作り込まれているポートフォリオの方が印象に残りやすいです。
プロフィールページに書く内容
では、プロフィールページに記載すべき6つの項目を確認していきましょう。
1.プロフィール
氏名・生年月日を記載します。
誤字脱字については十分に気をつけ、読み方が分かりにくい場合は読み仮名も付すと良いでしょう。
生年月日は西暦でも元号でも良いですが、企業に指定されている場合は従ってください。
2.顔写真
入れても入れなくてもOKです。
ただし、インパクトを残そうとしてやりすぎるのには十分注意しましょう。
自分が応募する企業に合った雰囲気のポートフォリオ・顔写真にできると良いです。
3.趣味や特技
趣味や特技は、採用担当者とのコミュニケーションのきっかけになることもあります。
特に特徴のない趣味や特技であっても、だからこそ話が広がりやすいのです。
ここで趣味や特技をデザインに通じる何かのエピソードに絡めるのも良いでしょう。
4.経歴
学生の場合は、学生時代に頑張ったことや参加したことを書きましょう。
デザイン会社でのアルバイトやインターンシップへの参加といった実際の現場に触れる経験は、強みになることも多いです。
他業種からデザイナーを目指す人は、今までの経験がいかにデザインに活きるかについて伝えたいところです。
5.資格やスキル
資格を所有しているのであれば、書いて損はありません。
デザイナー自体に資格は必要ありませんが勉強は必要であり、資格は「勉強できる人であること」のアピールになります。
スキルに関しては、所有しているスキルとそのレベルを記載しましょう。
6.自己PR、挨拶文
自己PRには、経験やスキルをどのように活かして会社に貢献していきたいか、どのようなデザイナーを目指しているかについて書きます。
未経験の方や実務経験が少ない方は、趣味や特技と絡めるのも一つの手です。
自己PRには具体的なエピソードを書ければ、説得力が増します。
自分ならではの強みを書けると良いでしょう。
プロフィールページの書き方を業種別にご紹介!
記載する項目は業種によって異なることはありませんが、内容は業種により異なってきます。
ここではポートフォリオの制作を求められる業種について、それぞれプロフィールページの書き方をご紹介していきます。
役職1: デザイナー
ポートフォリオサイトのプロフィールページは、デザイナーにとって非常に重要なページです。
このページでは、自分自身のデザインスタイルや作品について詳しく紹介すると良いでしょう。
その際、自己紹介や経歴、スキル、アピールポイントを明確にすることが大切です。
また、作品集やポートフォリオページへのリンクを掲載し、自分の作品を紹介することも必要です。
プロフィールページは、自分自身を表現する最も重要なページの一つですので、自分自身の作品について詳しく伝え、個性を際立たせることが大切です。
役職2: フリーランスライター
フリーランスライターにとって、プロフィールページは自己アピールの場となります。
プロフィールページでは、自分のスキルや専門知識、経験などを明確に伝えることが大切です。
自分が得意とする分野や、得意なジャンルを紹介することで、クライアントからの依頼を獲得しやすくなります。
また、自己紹介や自分の仕事への取り組み方、お客様とのコミュニケーション方法なども掲載しましょう。
プロフィールページは、クライアントに自分自身をアピールする重要なページですので、力を入れて制作していきましょう。
役職3: マーケティング担当者
プロフィールページは、マーケティング担当者にとって自分自身をアピールする重要なページです。
プロフィールページには、自分の過去の経歴や、スキル、専門知識などを明確に掲載しましょう。
また、自分自身が担当しているプロジェクトや、マーケティングキャンペーンの成功事例なども紹介することで、自分自身の実力をアピールすることができます。
プロフィールページは、自分自身をマーケティングするための重要なページの1つです。
役職4: コンサルタント
プロフィールページは、競合の多いコンサルタントにとって、自分自身を選んでもらうための重要なページです。
プロフィールページには、自分の専門分野や経験、実績などを詳しく掲載しましょう。
また、自分自身が提供するサービスやコンサルティングの手法、顧客へのアプローチ方法なども紹介することで、顧客側は具体的な相談をイメージしやすくなるでしょう。
成約率にも直結するページですのでしっかり作り上げましょう。
以上、それぞれの役職ごとに、ポートフォリオサイトのプロフィールページの書き方について紹介しました。
自己アピールや実力をアピールするために、それぞれの役職に応じた重要なポイントを押さえて、プロフィールページを作成しましょう。
すてきなデザインのポートフォリオサイトをご紹介!
最後に、プロの素晴らしいポートフォリオサイトをご紹介します。
ぜひ参考にし、自身のデザインに活かしてみてください。
1.UNDERLINE
フリーランスとしてディレクションやデザイン、コーディングを手掛けている徳田優一さんのポートフォリオサイトです。
トップページで最も伝えたいことが伝わるようなサイトになっています。
デザインは白を基調としたデザインで、シンプルかつ統一感のあるものになっています。
>>UNDERLINE
2.平尾誠
デザイン会社ARUTEGAを主宰する平尾誠さんのポートフォリオサイトです。
自身のコアとなる考えがトップページに大胆にレイアウトされています。
構成は非常にシンプルでAboutとWorksの2つです。
常にいずれかのページに遷移できるようになっており、見やすさが考慮されたサイトになっています。
>>MAKOTO HIRAO PORTFOLIO
3.mouf design
ウェブやゲームグラフィックなどのデザインを行っている勘村洋和さんのポートフォリオサイトです。
1ページで完結しているデザインで、メニューバーで回遊をフォローしています。
見た目もデザインも面白いので、ぜひ一度見てみてください。
>>mouf design
まとめ
以下のポイントをうまくデザインし、自分を最大限アピールしていきましょう。
とはいえ、いざ制作しようとすると手が止まってしまうことも多いです。
当記事ではお手本にできるサイトもご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
■利点
・履歴書よりも自由に表現できる
・履歴書に書き足りないことを書ける
・作品以外の部分でも印象付けられる
■記載すべき内容
・プロフィール
・顔写真
・趣味や特技
・経歴
・スキルや資格
・自己PR