「見やすいメニュー表を作るためには、どのようなデザインにすれば良いのだろう」
「メニュー表のデザイン性は売上に繋がるのか」
このようにお考えの方はたくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、見やすいメニュー表の作り方についてご紹介します。
目次
顧客目線でメニュー表を作る重要性とは?
レストランやカフェなどの飲食店に行ってみると、メニューが非常に分かりやすいお店とそうでないお店があります。
メニューに商品名と値段しか載っていない場合は、どのような見た目でどのような量なのかも分かりません。
お店に独自のメニューがあったとしても、メニューに分かりやすいような記載がない場合は注文する人も増えません。
メニュー表には、商品名や金額の他にどのような商品なのかを表す写真や絵などを添付すると良いです。
写真にこだわって美味しそうな商品を添付したり、手書きの絵を描いたりするとそのお店がこだわりを持って営業していることが分かりますよね。
お客様がメニューを見てどのような商品なのか分かりやすい場合は、次回来た時に注文したい商品を見つけるきっかけになります。
そのため、メニュー表の分かりやすさが非常に大切です。
選択肢が多すぎても分かりにくくなってしまうため、押していきたい商品を前の方に持ってきたり、大きくしたりするなど工夫は様々です。
注文されるメニュー表とされないメニュー表の違いとは?
ただ商品名と金額を並べただけのメニュー表と、どのような商品なのかを紹介したり写真や絵を添付したりしているメニュー表、どちらが見やすく分かりやすいものかは歴然ですよね。
ここでは、注文されやすいメニュー表とそうでないメニュー表の違いを解説していきます。
01.看板メニュー
1つ目は、看板メニューの存在です。
看板メニューは、そのお店の強みであったり人気のメニューであったりします。
どの商品にするか迷って選べない方の中には、看板メニューにしてしまう方もいらっしゃるでしょう。
このようなお客様がいたときに、看板メニューがあるかないかでは大きく売上の差が出てきます。
また、看板メニューはその店を代表するため、看板メニューがあることでそのメニュー目当ての来店を期待できます。
02.おすすめメニューの量
2つ目は、おすすめの多さです。
注文されやすいメニュー表には、おすすめが少ないです。
おすすめが多いと、結局どれを選べば良いのか分からなくなってしまいます。
おすすめは数点にして、選択肢を限定して選びやすくしましょう。
03.メニュー表のわかりやすさ
3つ目は、メニュー表の見にくさです。
メニューが様々なところにあったり、何ページにわたってあったりすると食べたいものを探しているうちに気になっていた商品を忘れてしまうことがあります。
そうならないためにも、メニュー表のデザインは整えてみやすいものにしましょう。
04.写真や画像の有無
4つ目は、写真や画像の有無です。
メニュー表に写真や画像がないと、どのような商品なのか予想することは難しいです。
また、価格に妥当な量なのか、妥当なクオリティーなのかが分かりません。
食品の中にはアレルギーを持つ人もいます。
写真や画像がないと、何が入っているのか予想することは難しく、万が一アレルギー作用が出てしまった場合、大変なことになります。
メニュー表の改善方法をご紹介!
まずは、看板メニューを載せるようにしましょう。
看板メニューは、そのお店の中心となります。
そのため、看板メニューを中心としてメニュー表を作成していけます。
「これを頼めば間違いがない」と思うようなメニューを載せることで、どのメニューにしようか迷っている人にも「これがおすすめですよ」と提案できます。
また、たくさんおすすめを載せている場合は、おすすめの量を減らしましょう。
店側のおすすめの商品をたくさん載せていても、お客様は選択肢の多さに困るだけです。
本当におすすめの商品に絞ってメニューを作ると良いですが、どうしてもおすすめをすべて載せたいという場合は、カテゴリーに分けましょう。
載せるメニューが決まってきたら、メニュー表のデザインを工夫しましょう。
フォントや背景の色にこだわりを持って、どのような色や形の文字にすればお店の雰囲気を1番反映できるかを考えてみましょう。
フォントや文字の大きさを変えると、注目してほしいことが伝わりやすいため、おすすめです。
また、お店のコンセプトに合ったデザインにすると良いです。
例えば、韓国料理のお店なのに中華風のデザインの場合、何のお店かわからなくなってしまいますよね。
値段を相場に合わせることも非常に大切です。
ターゲット層にこだわりすぎて、値段の相場が適切でないと、お客様は注文するのを躊躇ってしまいます。
安すぎると儲けが出ないので、妥当な価格を検討しましょう。
見やすいメニュー表の作り方について
それでは、メニュー表の作り方をこれまでのポイントを踏まえたうえで、おさらいしてみましょう。
まずは、看板メニューを作ります。
お店を代表するようなメニューを作って、店の主軸を作りましょう。
おすすめはできるだけ数を絞って、本当におすすめできる商品を選びましょう。
メニュー表は見やすさが肝心です。
分かりづらく見にくいメニュー表は、注文する気がなくなってしまいますよね。
おすすめや看板メニューの配置も考えて、文字のフォントや大きさにもこだわると良いです。
その際には、お店のコンセプトと合うようなデザインにします。
デザインとお店の雰囲気が合っていないと、お客様に違和感を与えてしまいます。
しっかりとお店のコンセプトに合ったデザインになっているか、ご自身で確認するのと同時に他の人にも確認してもらうと良いでしょう。
値段を決めるときは獲得したい客層にこだわるのではなく、妥当な値段を提示することが非常に大切です。
メニュー表には写真を入れて、どのような商品なのかを分かりやすくしましょう。
もう1度来て、新たな商品を食べたいと思ってもらえるきっかけにもなります。
日替わりメニューを別のメニュー表で作成すると、そちらも選択肢の中に入るため日替わりメニューを押し出したい場合にはおすすめです。
オーダー数はしっかりと記録して、さらにクオリティーの高いメニュー表ができるように工夫していきましょう。
売上に繋がるメニュー表を考える方法とは?
見やすいメニュー表の作り方についてはこれまでにご紹介してきましたが、ここではさらに売上を高めるためのコツをご紹介します。
01.メニュー名にこだわる
1つ目は、メニュー名にこだわることです。
料理がイメージしやすいメニュー名だと、どのような商品なのか分かりやすいですよね。
「スペイン産赤ワインを用いた」や「ダシからとった味噌汁」など、商品の特徴となる文言を入れるのもおすすめです。
02.興味を惹く表現にする
2つ目は、興味を惹くような表現を入れることです。
例えば、「幻の」や「シェフおすすめの」などといった表現があると、思わず目に止まってしまいますよね。
このような表現を用いると、お客様の興味を惹きつけられます。
まとめ
今回の記事では、顧客の立場に立ったメニュー表の特徴や作り方などについてご紹介しました。
メニュー表の完成度は、売上に大きく影響するため、こだわりのあるメニュー表を作ってみてください。
ぜひ今回の記事を参考にして、注文されやすいメニュー表を作ってみてくださいね。