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mitekaku journal

2022/11/9

デザインが気に入らない場合はどうする?原因や対処法をご紹介!

デザインを依頼した時に困るのが、デザインが気に入らない場合でしょう。
修正指示をする際は、実は気をつけたいポイントがいくつかあります。
そこで今回の記事では、デザインが気に入らない場合の対処法をご紹介します。

デザインがイメージと異なる原因とは?

1.デザイナーに能力がない

1つ目の原因は、「デザイナーに能力がないこと」です。
デザインの仕事は誰にでもできるものではなく、デザイナーには能力が求められます。
デザイナーに優れた能力がない場合、納得のいくデザインができない可能性があります。
たとえ修正を依頼しても、そもそも直す能力がないということになります。

対策は「依頼前にデザイナーの能力を見極めるようにすること」です。
そのデザイナーが過去に作ったものから判断できると良いでしょう。

また、そもそもこのような問題が発生してしまう要因は、「最近経験を積まずに独立するデザイナーが多いこと」です。
だからこそあらかじめ実績を確認することが最大の対策になります。

過去作品を見るときは、「複数の制作者が関わっていないか」に着目しましょう。
たとえばロゴとバナー画像を別のデザイナーが手掛けていたとします。
「このロゴ良いな」と考えて依頼したデザイナーがバナー画像を作っていた人だった、ということの無いように注意を払いましょう。

それから、デザイナーが得意にしている分野を見極めることも大切です。
どんなデザインをしている人で、どんな作品を作ってきた人なのか、過去作品から判断する必要があります。

2.イメージの共有が上手くいかない

2つ目は、「イメージの共有が上手くいかなかったこと」です。
クライアントのデザインに対する要望がデザイナー側に上手く伝わっていなければ、当然イメージと全く異なるデザインが生まれてしまいます。

イメージが上手く伝達できない一例として、言葉が抽象的すぎることが挙げられます。
極論ですが、「かわいいイメージで」とクライアント側が言ったとします。
デザイナー側は「やわらかい感じのかわいい」なのか「小動物的なかわいい」なのか分かりません。

このようなイメージの相違をなくすためには、事前にしっかり打ち合わせすることが大切です。
イメージを正確に共有することで、失敗をなくせるだけでなく素晴らしいデザインにすることにつながります。

また、イメージを共有する際は言葉ではなく画像で示すことも大切です。
サイトを作ってもらう際は、できれば参考サイトの画像やURLも一緒に提出すると良いでしょう。

3.制作費が少ない

3つ目は、「制作費を減らすこと」です。
制作費をできるだけ低く抑えようとすることは悪くありませんが、デザインの費用はクオリティに比例します。
そのため、満足のいくデザインを作ってもらうためには、当然相応の費用を出す必要があります。

格安といわれる制作会社に最高のデザインを求めるのは、あまり有効ではありません。
費用とデザインのクオリティの関係をあらかじめ参考サイトで確認しておくことで、費用を削減したことによるデザインの不備をなくせます。

依頼するときに注意すべきポイント

抽象的な指示をしない

1つ目は、抽象的な指示をしないことです。
前述したように、受け取り方によって意味の変わってくる抽象的な言葉は、情報伝達において有効ではありません。
いくつか抽象的な言葉をここで挙げるので、使用する際は注意してください。

抽象的な表現とは

・かっこいい
・かわいい
・おしゃれ
・きれい
・男性っぽく
・女性っぽく
・おまかせで
・今風な感じで

類似デザインを用いたダメ出しはNG

2つ目は、類似デザインを用いたダメ出しをしないことです。
既存のすべてのデザインと全く異なるデザインを生み出すことは不可能です。
これは、デザインは図形の組合せでできていることに起因します。
そのため、コンセプトベースでデザインを考えていっても、完成品が既存のデザインに似てしまうこともあります。

その際、「このデザインはあのデザインと似ているから変えて欲しい」というのはあまり得策とは言えません。
クライアント側が「あのデザインと似てないかなあ」と感じた場合、そのデザインのコンセプトをデザイナー側に確認するようにしましょう。

いい加減な戻しや前言撤回をしない

3つ目は、完成後にいい加減な戻しや前言撤回をしないことです。
たとえば「かわいい感じで」と抽象的な指示をして生まれた完成品に対し、「なんか違うから直して」と言うのがこれに当たります。
対策は「抽象的な言葉を利用しないこと」、「明確なイメージの共有」、「テキスト・資料のエビデンスを残すこと」などが挙げられます。

制作時間も考慮する

4つ目は、一般的にクオリティと制作時間の比例関係を知っておくことです。
そのため、厳しい時間制限のある依頼をしてしまうと、高いクオリティは望みにくいです。
依頼する際は、この点についても考慮して依頼する必要があるでしょう。

責任範囲を明確にしておく

5つ目は、責任範囲を明確にしておくことです。
担当者がOKした後に「上司からNGを出されてしまったので作り直しをお願いします」というケースがこれに当たります。
デザイナー側のメンタル的なダメージが大きいので、責任範囲については明確化しておきましょう。

主観的な判断をしない

6つ目は、できるだけ主観的な判断をしないことです。
クライアント側の主観的な「線引き」をデザイナー側が見極めることはほぼ不可能でしょう。
80点くらいのものを作る気持ちで依頼し、制作するのがお互いにとってちょうど良いでしょう。

むやみに複数パターン作成させない

7つ目は、計画や結果報告をせずに数パターン作らせることです。
たとえば2パターン作って1パターン採用するとき、デザイナー側は「半分の時間が無駄になった」と捉えてしまうこともあります。
もちろん数パターン作ってもらうこと自体は悪くなく、その際は必ずその意図まで伝えるようにしましょう。
デザイナーのモチベーションの低下はデザインのクオリティの低下と同義なので、注意するようにしましょう。

デザインが気に入らない場合の対処法

デザインが自分の想定していたものと異なっていたり、意向に合わない物であったりする場合、修正依頼をしましょう。
修正依頼は、受け付けてくれるところがほとんどです。
どこがなぜ気に入らないのか、具体的に伝えるようにしましょう。
その際、前回はなぜうまくいかなかったかを分析しておくと、伝達する際に何に気をつければ良いか分かると思います。

デザインの依頼で失敗しないためにおすすめのツール

当社のデザイン修正ツール「mitekaku」は、デザインチェックを効率化します。
ここでは、具体的に魅力をお伝えします。

実寸確認可能

魅力の1つ目は、確認を実寸で行えることです。
縮小されたデザインでの確認は、実寸でないことを考慮しなければなりません。
mitekakuでは実寸で確認できるので、正しい修正指示が可能です。

修正入力が簡単

2つ目は、修正入力を大幅に効率化できることです。
専用ソフトを用いず、指示にかかる時間を効率化できます。

指示媒体を統一できる

3つ目は、指示媒体が統一されていないことです。
たとえばパワーポイントで資料を作成した場合、パワーポイントを用いないと閲覧できません。
mitekakuなら、ソフト不要でチェック可能です。

修正漏れや先祖返りが発生しづらい

4つ目は、修正漏れや先祖返りが発生しづらいことです。
指示履歴の確認と開封確認メールにより、確認漏れを防げます。

https://mitekaku.com/rd/

まとめ

今回の記事では、デザインが気に入らない場合の原因・対処法をご紹介しました。
修正指示は認められるケースがほとんどですが、指示する際は、デザイナーがビジネスパートナーであることを忘れずに行いましょう。
また、その際はぜひ当社のツールを使用すれば効率的に指示できるので、ぜひご活用ください。