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デザイン会社が発信するデザイン制作情報

mitekaku journal

2022/11/13

デザインイメージを共有する際のポイントやよく用いられるワードをご紹介!

デザインの依頼を検討してる方は必見です。
今回の記事ではデザインイメージを共有するときに意識すると良いことや、良く用いられるワードをご紹介します。

デザインをイメージ通りに仕上げてもらうための準備

デザイン制作を依頼する際によくあるのが、「イメージ通りのデザインが上がってこなかった」ということでしょう。
デザインは言語ではないため情報伝達が難しい側面があります。
クライアント側の抽象的な表現方法や、デザイナー側の解釈方法によって全く異なるデザインになることも多いです。
ここではその対策として、あらかじめできる準備をご紹介します。

1.案件全体の共有

1つ目は、「案件全体の共有」です。
案件全体の概要を共有することは、イメージの隔たりをなくすために最初にしておくべきものでしょう。
一方で忘れられやすい工程でもあります。

案件には「ターゲット」「公開場所」「時間」など様々な要素が絡みます。
これらの情報はデザインに関わってくるので、必ず共有しましょう。
たとえばターゲットによって好きな色の傾向は変わってきますし、公開場所(媒体)によって表現方法は変わってきます。

これら情報は、まとめると「受け手側の視点」を考えるために必要となります。
デザイナーが受け手のことを考えられるよう、案件全体の概要の共有は最初に行います。

2.イメージ固め

2つ目は、「イメージ固め」です。
よくあるのが、抽象的な言葉の使用でイメージがぶれることです。
抽象度が高いほど言葉の解釈方法は多様になるため、「想定したデザインじゃないな」ということにつながります。
たとえば「かっこいい」という言葉には、「モダンなかっこいい」という意味もありますし、「若々しいかっこいい」という意味もあるでしょう。

対策としてもっとも有効なのは、実際のデザインを用いることです。
要は言葉ではなく画像で示すことで、イメージのブレが減ります。
言葉で伝える場合は、具体例を用いて説明するのが良いでしょう。

3.ラフの用意

3つ目は、「ラフの用意」です。
前述した2つの準備ができていれば十分であることも多いですが、よりこだわりたい場合はラフも用意します。
形式は問いませんが、「制作物で伝えたいこと」「最も重視したい情報」などを盛り込みましょう。
他にもディレクション費の削減といったメリットもあります。

デザイナーとイメージを共有するためのポイント

抽象的なワードを避ける

1つ目のポイントは、「抽象的なワードを避けること」です。
人によって解釈の大きく異なるような抽象的なワードは、使用しないようにしましょう。

感性で左右されるワードを避ける

2つ目は、「感性で左右されるワードを避けること」です。
たとえばウサギを見て「かわいい」と感じる人が多数かもしれませんが、中には「怖い」と感じる方もいらっしゃいます。
このように、感性による修飾語がつきがちなワードを用いるのはあまり適切とは言えません。

不確定要素を減らす

3つ目は「不確定要素を減らすこと」です。
たとえばターゲットが不確定要素として定まっていないのは、イメージ共有において致命的です。
誰をターゲットにしているか分からないと、デザイナーが受け手のことを考えにくくなってしまうためです。

ラフスケッチによる視覚化

4つ目は、「ラフスケッチによる視覚化」です。
ラフスケッチは視覚化ができるので、イメージの共有において非常に有効です。
たとえばターゲットのペルソナをテキストでまとめようとすると、より細かい情報が要されるため複雑化するときがあります。
ここでラフスケッチがあれば、複雑化せずに細かい情報を伝えられます。

デザインイメージで用いるワード

ここでは、用いられることの多いワードをご紹介します。


年代をイメージさせるキーワード

・若々しい ・エネルギッシュ ・活気 ・生き生きとした
・年季のはいった ・ノスタルジック(ノスタルジー)
・エモい ・コンサバ系 ・渋い

配色をイメージさせるキーワード

・温かみ ・淡い ・色褪せた ・陽気 ・柔らかい
・自然な ・男性的 ・中性的 ・やすらぎ ・無機質
・アンティーク ・エキゾチック ・レトロ
・ミステリアス ・無垢

グラフィックをイメージさせるキーワード

・インパクト ・コラージュ ・ロック ・和モダン
・シンプル ・シャープ ・シャビーシックな ・シンメトリー
・スタイリッシュ ・スタイリッシュモダン ・透け感 ・スポーティー
・デコラティブ ・テンポのよい ・手作り感 ・手書き風
・とがった ・トレンド ・ヘルシーな ・ベーシック
・ポップ ・保守的 ・マット ・ミニマル ・賑やか ・抜け感
・目立つ ・明瞭 ・メリハリ ・モダン ・モード ・ラグジュアリー ・ライト

その他のキーワード

・安心感 ・甘い ・粋な ・今風 ・お洒落(オシャレ) ・厳か(おごそか) ・落ち着き ・穏やか
・格式がある ・機能的 ・規則性のある ・規律性のある ・希望が湧く ・気楽な ・基調に ・厳粛
・権威的 ・堅実 ・ゴージャス ・豪華 ・古風 ・斬新 ・シック ・柔軟 ・壮大 ・大胆 ・楽しげ
・単調 ・中立的 ・力強い ・調和 ・挑戦的 ・艶のある ・ノーブルな ・伝統的 ・丁寧 ・馴染みやすい
・人気 ・華やか ・派手 ・流行り ・優しい ・躍動感 ・野性的 ・凛々しい ・ルーズ ・わくわくするような ・ワイルド

デザインを依頼する際の注意点

ラフスケッチを添える

1つ目のポイントは、ラフスケッチを添えることです。
このスケッチはある程度適当でも大丈夫です。

目的の明確化

2つ目は、目的の明確化です。
デザインの狙いはあいまいになり易いポイントです。
たとえば広告のデザインであれば、来店してもらうことや商品購入が目的です。
このような目的を、はっきりさせておくことが大切です。

特にウェブサイトやランディングページにおいては、目的の明確化が大切になります。
この場合の狙いとしては、以下が考えられます。

WEBやLPの主な目的

・購入率の向上
・アクセス数の増加
・問い合わせの増加

与えたいイメージを具体化する

3つ目は、与えたいイメージを具体化することです。
具体化が重要で、抽象的な言葉による言語化はやめましょう。

イメージに近い画像やサンプル、参考物を用意する

4つ目は、イメージに近い画像やサンプル、参考物を用意することです。
これもラフスケッチと同様、視覚による情報共有ができるため大切です。
送る際は5枚程度送るようにしましょう。
たとえば1枚だけ送ると、その画像に影響を受けすぎる可能性があるためです。

完成を一緒に祝う

5つ目は、完成を一緒に祝うことです。
オンラインでやり取りをすると思いますが、なにもしないと達成感を得にくいです。
完成を一緒に祝うことで、達成感を得られます。

「仕事が終わったらそれでいいじゃないか」
このように考える方もいらっしゃいます。
しかし、これからもお互い関係は続くかもしれません。
ぜひ完成は一緒に祝いましょう。

デザインイメージを効率的に共有する方法

デザインイメージの共有を効率化するツールとして、当社の「mitekaku」をご紹介します。
このツールでは、デザイン完成までの確認作業を一元化できます。
その際の流れは、以下の通りです。

mitekakuの流れ

1:創作物をアップロード
2:制作物の確認
3:修正指示の記入
4:修正指示への対応

mitekakuの基本操作

続いて、基本操作をご紹介します。

まずはデータをアップロードします。
様々な形式の画像、映像に対応しているため、簡単にアップロードできます。
Webサイトの場合はURLを入力することも可能です。

続いて修正箇所を選択し、指示を書き込みます。
ドラッグアンドドロップで直観的に操作できます。

その次は「修正指示の書き込みとファイルURL発行」です。
画面右上の保存ボタンを押すと、修正指示の内容が保存されて共有URLが表示されます。
メールアドレスを入力するかURLを別途メールやチャットツールにコピペすれば完了です。

https://mitekaku.com/rd/

まとめ

今回の記事では、デザインイメージを共有するときによく用いられるワードをご紹介しました。
言葉で伝える際は出来るだけ具体的に、また言葉だけでなくイメージで伝えられると良いでしょう。
当社ではデザイン修正指示を効率化する「mitekaku」を提供しています。
今回の記事を参考にデザインの情報伝達をする際は、ぜひご利用ください。