デザインがダサくなってしまう。
これはデザインに常に付きまとう問題かもしれません。
デザイナー側もクライアント側も、同様にダサさは避けたい問題ですよね。
では、どのようにダサくならないようにしたり、対応したりしていけばよいのでしょうか。
当記事ではまずデザイナー側の視点に立ち、ダサいデザインにしないためのポイントをご紹介します。
その後、ダサいデザインが成果物として提出されたときの、クライアントの対応方法をご紹介します。
目次
ダサくなってしまう10のポイント
まずはwebをダサくしてしまう10のポイントをご紹介します。
webデザインの指針や、制作後の見直しに使用してください。
1.アイコンが不自然に大きい
「空白を埋めなくてはいけない」という焦りが、最大の敵です。
むしろ適度な空白はバランスを取るために役立ちます。
アイコンを大きくし過ぎないように注意しましょう。
2.余白・位置が揃っていない
アイコンの縦位置がばらばらだったり、枠内で文字が上に寄っていたりしませんか。
見た感じで揃っていなかったら、揃えるだけで見栄えが見違えます。
注意が必要なのが、PhotoshopやIllustratorの中央寄せの機能です。
数値的には中央寄せでも、人間の目には中央寄せに見えないこともあります。
3.吹き出しのしっぽが長い
これはテクニックよりですが、吹き出しの「しっぽ」は短い方が見栄えが良いです。
実際に自分で試してみると、お分かりいただけるかとでしょう。
4.文字の置き方、カーニングすればよいというわけではない
画像の場合は特に、コーディングしなくてよい分、カーニングのことを考えましょう。
字詰めをしたら、少しずつ強弱や装飾を考えていきます。
ただし、やりすぎには注意が必要です。
5.原色を多用する
原色はできるだけ使わないほうが良いです。
多用するのはもってのほかです。
一概には言えませんが、よっぽどふりきらないとダサいデザインになってしまいます。
6.シャドウ・光彩が過剰
色が濃かったり、範囲が広すぎたり、距離が遠かったり。
過剰なシャドウや光彩は、あまりスタイリッシュとは言えません。
なお、光彩に関しては一概に言えません。
かっこいいサイトがあってマネしたい、ということもあるかもしれません。
そのときは、使い方に注意して参考にしてみてください。
7.レスポンシブにしたときの文字揃えが悪い
パソコンは横幅が大きいので中央寄せで良いことも多いです。
しかしスマートフォンの横幅にすると、最後の1、2文字が改行されてしまう、ということも。
改行を効かないようにしたり、そもそも左寄せにしたりと対策が必要です。
8.行間と文字間が広すぎる・狭すぎる
行間・文字間が詰まっている/開きすぎているととても読みづらいです。
実際に実験してみると良く分かります。
9.複数行になる可能性を考える
たとえば見出しなどで上下の余白を取るためにline-heightを使っているとしましょう。
この場合、スマホの機種によっては改行によってタイトルが長かった時に見た目が悪くなってしまいます。
10.全体を見たときにつぎはぎになっている
一文一文のデザインを考えて作ることは大切です。
しかしそれ以上に大事なのは、全体の統一感です。
ある部分はゴシックで他の部分は明朝だったり手書きだったり、といったデザインはダサくなってしまいます。
素敵なwebサイト・ホームページにするおすすめの方法
以上のNGを踏まえたうえで、他のサイトと異なる素敵なサイトを作るためのポイントをご紹介します。
1.おしゃれなWordPressテーマの使用
WordPressを使用してサイトを作る場合、おしゃれなテーマを使用するのが重要です。
たとえばSWELLというテーマは、ブログ用であったとしても企業用であったとしても、おしゃれなものに仕上げられます。
デザイン初心者にもおすすめな、まさに最高のテーマでしょう。
>>WordPressテーマ SWELL
2.おしゃれな画像の使用
画像のクオリティは、サイトのクオリティを左右します。
おすすめなのは、Adobe Stock や Shutterstockというサイトです。
ハイクオリティな画像とは何なのか、実際に使用したい、という方はぜひ利用してみてください。
>>Adobe Stock
>>Shutterstock
3.画像を編集する
画像はそのまま使うのではなく、適宜編集することで真価を発揮します。
Canvaといった編集サイトやツールを用いて、画像を編集しましょう。
>>Canva
4.おしゃれなアイコンを使用する
おしゃれなアイコンも、画像と同じくらい重要です。
ずっと使えるようなアイコンを使用できれば最高です。
制作には技術が必要なので、ココナラといったサイトで依頼するのもおすすめです。
>>ココナラ
5.おしゃれなサイトを参考にする
素敵なサイトを作るポイントを知っていても、それらをどう組み合わせるか知らなければ、どうしてもサイト制作が難しくなってしまいます。
対策は簡単で、おしゃれなサイトを参考にしてみてください。
もちろん丸パクリはいけませんが、盗める技術は盗んでしまいましょう。
ダサいwebデザインの修正依頼をするときの注意点
クライアントと一緒にデザインをしていく中で、どうしても成果物がダサいというときもあるでしょう。
その場合は修正依頼をすることになりますが、どのように伝えればよいのでしょうか。
ここでは修正依頼をするときのポイントをご紹介します。
1つ目:お礼の言葉から始める
まずは相手を尊重して、一言お礼を言いましょう。
加えてデザインの魅力的な部分を伝えられるとベターです。
デザイン制作は共同作業です。
相手を不快な気持ちにさせてしまっては双方にとって利益がありません。
まずはお礼を言うことで、修正も比較的快く受け入れてもらえます。
2つ目:意図を聞く
クライアント側がダサいと思っていても、デザイナー側はそう感じていないことも多いです。
まずは自分がダサいと思った部分のデザインの意図について聞くことで、客観的にデザインを判断できます。
3つ目:具体的に修正箇所を指摘して希望を伝える
抽象的な指示や指摘だと、修正後もデザインが変わらないといったことに繋がります。
具体的な指示を、出来れば理由を添えて伝えてあげてください。
4つ目:参考資料を用意する
口語では想像以上に意図は伝わらないものです。
具体的な参考資料を用意することで、修正依頼における齟齬が起こる確率が小さくなります。
示すときは、色やフォント、画像とテキストのバランスという風に言語化して、示すとベターです。
デザイン修正ツールmitekakuを紹介します!
納得のいくデザインにするためには、修正が重要です。
一方の意図が他方に伝わらなかったり誤った伝わり方をしてしまったりすると、素敵なデザインは目指しにくくなります。
また、修正が面倒だとデザイナーのモチベーション低下にもつながるでしょう。
そこでおすすめなのが、デザインの修正指示ツール・mitekakuです。
https://mitekaku.com/rd/
このツールのメリットをいくつかご紹介します。
1つ目:デザインを実寸サイズで見られる
「実際のデザインが想定と違う」といったケースを防げます。
2つ目:簡単に修正指示を書き込める
この機能があれば、直観的に修正が行えるのでより良いものができます。
また登録不要で導入が容易なため、導入も操作も容易なツールとなっています。
まとめ
デザインをダサくしてしまう要因や、クライアント側も修正依頼をするときに気をつけるべきことがあります。
双方が尊重し合い、良好な関係でデザインを続けていきましょう。
まとめ
■デザインがダサくなる原因
・アイコンが不自然にでかい
・余白・位置が揃っていない
・吹き出しのしっぽが長い
・カーニングをしない/カーニングが過剰
・原色を多用する
・シャドウ・光彩が過剰
・レスポンシブの文字揃えを考慮していない
・行間と文字間が広すぎる/狭すぎる
・複数行になる可能性を考えていない
・全体の統一感がない
■修正依頼で気をつけるポイント
・お礼の言葉から始めること
・意図を聞くこと
・具体的に修正箇所を指摘して希望を伝えること
・参考資料を用意すること