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mitekaku journal

2023/5/31

初心者がチラシデザインをする上での流れやポイントとは?

どんなに良いサービスでも、人の目に留まらなければ意味がないですよね。
良い商品を多くの人にアピールするために効果的な手法の1つとして、チラシがあります。
ただ、チラシは情報や画像をたくさん載せれば良いというわけではありません。

そこで、今回はチラシデザイン初心者の方でもわかりやすいチラシデザインの流れや、チラシデザインのコツをご紹介します。
チラシデザインに役立つツールもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

チラシをデザインする流れを知ろう!

ここではチラシデザイン初心者の方にも、わかりやすい「チラシデザインの流れ」を10ステップに分けてご紹介します。

1:ターゲットの決定

「誰」に伝えるかということを考えることから、チラシ作りはスタートします。
ターゲットを決めた後、どのような理由でどのように行動してほしいのかを決めていきましょう。

上記を決めることで、チラシに掲載する情報やフォントや色などデザインの方向性も決まり、迷うことなくチラシ作りを進められます。

2:スペックよりメリット

チラシ作りで多い間違いの1つとして、「スペックを謳ってしまうこと」が挙げられます。
チラシはスペックではなく、その商品のメリットをアピールすることが大切です。
システムキッチンを例に挙げて説明すると、「最新のシステムキッチン」というワードはスペックを表し、「座って料理ができる疲れないキッチン」というワードはメリットをアピールしています。

3:メリットは数字で表現

メリットの詳細を伝える際は、以下のような魅力を持つ数字を使いましょう。

ポイント

・明確でわかりやすい
・人の目に止まりやすい
・文字数が少なくて済む

「多くの人が満足するサービス」より「96パーセントの満足率」と書いてある方がより説得力を持ちますし、わかりやすいですよね。

4:妄想を促進

チラシを作る際は、チラシを見た方に幸せな未来を妄想(想像)してもらうことを意識しましょう。
チラシを見て妄想することで、幸せな未来を疑似体験できます。
「幸せな未来の疑似体験」は、チラシを見ている方の購買欲の上昇にも繋がるでしょう。

5:デザインの方向性を決定

チラシ作成において、色使いは悩んでしまうポイントですよね。
まずは、色の決め方ですが色を決める際は、「商品カラーに合わせる」、「企業カラーに合わせる」、「広告内容に合わせる」という3つの軸から選ぶと良いでしょう。
また、広告を目立たせたいのであれば派手な色を使うこともおすすめです。

6:タイトルの決定

タイトルはチラシを見た際に、一番最初に目が行く場所です。
どのようなチラシで、このチラシを見るとどのようなメリットが得られるのかという点を盛り込みましょう。

7:レイアウトの決定

チラシの全体を、6:3:1に分けてデザインします。
60パーセントの部分にメインのビジュアル、30パーセントの部分に詳細情報、残りに問い合わせ先の情報を記載しましょう。

8:文字表現は1:3:6を意識

30パーセントという限られた中で、できる限り読者を惹きつけるためには、上から順に1:3:6のボリュームで情報を記載することがおすすめです。
このボリューム比を実現することで、読者にとって「最後まで読まなくても情報を得られる環境」を整えられます。

9:安心感を勝ち取る

チラシ制作の最後の部分には、そのチラシを通して読者の方が抱きやすい不安を想定し、日常会話の解決策を記載して安心感を得られる工夫を施しましょう。
全ての不安は解決できなくとも、1つの不安を解消するだけでも効果的です。

10:再チェックは忘れずに

チラシの完成後は、必ず再チェックをしましょう。
可能であれば、第三者の方に目を通してもらうと抜けていた意外な情報に気づけるかもしれません。

レイアウトのデザインで覚えておきたいポイントとは?

チラシのレイアウトで失敗しないためには、以下の7つのポイントを意識しましょう。

1:文字や画像は接近・整列させる

文字や画像を無秩序に配置してしまうと、要素同士の繋がりが一目で理解できません。
関連する要素のものは近づけて整列させることで、情報を構造化でき読者も一目で理解できます。

2:フォントは統一する

フォントもチラシの情報を読み取る上で、考えなければならない情報の1つです。
フォントを整えることで、読者にとって読みやすいチラシを実現できます。

3:文字は左に寄せる

基本的に、人の目線の動きは左上から右に進み、左下に動くと言われています。
そのため、文字は左に寄せることをおすすめします。

4:情報をグループ分けする

チラシに配置する情報をグループ分けすることで、関連する情報をまとめて見れるので、それぞれの情報を紐付けしやすくなります。
「情報のグループ分け」は「情報の構造化」にも繋がるので、関連のある情報はまとめて配置しましょう。

5:色の配分比率は70:25:5を意識する

70をベースカラー、25をメインカラー、5をアクセントカラーでまとめると、チラシをまとまった印象にできます。

6:あえて余白を作る

「余白はデザインの一部」と言われるほど、デザインにおいて余白は大切です。
読者の「読む」というハードルを下げる目的でも、余白を作ることを意識してみましょう。

7:適度にメリハリをつける

メリハリのないレイアウトは、全ての情報が同じ強さで見えてしまいます。
その結果、情報が見にくいといったデメリットだけでなく、そもそも読んですらもらえないという現実を引き起こしてしまうことも。
そうならないために、適度にメリハリをつけることを忘れないでくださいね。

初心者の方がやってしまいがちなNGチラシをご紹介!

上記で見やすいチラシを作るコツをご紹介しましたが、そちらを度外視したチラシを作ってしまうと読みづらいチラシになってしまう可能性が高いです。
「読みづらいチラシ」に該当するチラシは、以下のような特徴を持つチラシです。

読みづらいチラシ

デザイン初心者の方は忘れがちですが、デザインは色々なものを足せば足すだけ、読みにくさも増してしまいます。
デザインの本質は「伝える」ことです。
本質を忘れず、「伝える」ためのデザインを意識しましょう。

読みづらいチラシのポイント

・色を使いすぎ
・無駄な枠囲み
・文字の影が汚らしい
・フチ付きの文字が読みにくい
・全体的に窮屈
・ごちゃごちゃしすぎている
・フォントの統一感がない

チラシ作りに役立つ優秀なツールを3つご紹介!

こちらでご紹介するツールは、「Canva」、「WORD」、「FireAlpaca」です。

Canva

こちらは、デザイン性の高いテンプレートが揃っているツールで、初心者の方でも文字と画像を入れ替えるだけで完成します。
チラシに割く時間がないけれど、素敵なチラシを作りたいという方におすすめです。

https://www.canva.com/ja_jp/

Word

実は、マイクロソフトのWordでチラシを作成できます。
Wordは使い慣れているという方も多いと思いますので、使い慣れたツールでチラシを作成したいという方に向いています。

FireAlpaca

こちらは、手書きイラスト用・漫画原稿作成用の画像ソフトですが、チラシの作成にも利用できます。
上記の2つでは出せない手書き独特のデザインができますので、デザインに凝りたい方におすすめです。

https://firealpaca.com/ja/

mitekakuをご紹介!

ここでは、当社のツールであるクリエイティブワークを効率化するコミュニケーションツール「mitekaku」をご紹介します。

mitekakuとは

「mitakaku」とは、実寸サイズで見れて簡単に修正指示を書き込める便利なツールです。
電話やメールだけではわかりにくい修正事項も、mitekakuは直接書き込めるので修正もわかりやすいです。
登録不要で簡単に利用できますので、一度だけ利用したい方にもおすすめです。
また、登録するとさらに便利な機能が利用でき、基本機能は無料で利用できます。

https://mitekaku.com/

まとめ

チラシデザインはターゲットの決定から始まり、その後、どのようなチラシを作りたいか決めていきます。
チラシデザイン初心者の方は、読者が見やすいチラシを作るために情報を構造化したり適度にメリハリをつけることを意識しましょう。

当社の修正指示ツールであるmitakakuを利用すれば、修正も簡単にでき、チラシ作りに役立つこと間違いなしです。
気になる方は、ぜひ当社のツール「mitekaku」を使ってみてください。