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mitekaku journal

2023/6/27

チラシやパンフレット、リーフレットの違いとは?何を使う?

広告を作るときに、ターゲットを考慮して紙媒体を使用することがあります。
しかしいざ紙媒体の広告を作ろうとすると、チラシにするのかパンフレットにするのか悩んでしまいますよね。
中にはリーフレットというものもあり、つい「何が違うの」と考えてしまいます。

紙媒体を選択するときには、それぞれの広告の特徴や用途における違いを知っている必要があるでしょう。
そこで当記事ではそれぞれの媒体の特徴や違い、作成するときの3つのステップについて紹介していきます。
制作にお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

チラシ・パンフレット・リーフレットとは?

まずはチラシ・パンフレット・リーフレットのそれぞれの特徴を確認しましょう。

チラシ

薄めの紙で作られた広告用媒体です。
多くの方に配って使用されます。

チラシと聞くと、「大量印刷・大量配布」というイメージを持たれる方も多いでしょう。
確かにチラシの語源は「散らし」であり、イメージ通りの語源を持っています。

また、大量に配布するために「1枚当たりの安さ」と「人目を惹くこと」が大切になってきます。
チラシが薄く派手なデザインをしているのは、「多くの人をターゲッティングする広告である」という特徴があるからなのです。

パンフレット

A4サイズで見開き4~8ページほどの広告です。
取扱商品すべてのラインナップや会社の沿革など、多くの情報を載せることができます。
ページ数を増やすことで載せられる情報を調節できるため、伝えるべき情報が多い場合はパンフレットが用いられます。

リーフレット

一般的なのは、A4サイズで三つ折りタイプのものです。
スペースは限られますがそれぞれの面に異なるタイプの情報を載せられるため、見た目以上にたくさん情報を載せられます。

サイズ的に手に取りやすく、気軽に手に取ってもらえるのもポイント。
パンフレットよりも作りやすく、総じて手軽な広告という印象です。

チラシ・パンフレット・リーフレットにはどんな違いがある?

チラシ・パンフレット・リーフレットにはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれ広告であるため、なかなか違いが分かりにくいですよね。
確認していきましょう。

パンフレットとリーフレットの違い

枚数が違う

パンフレット・リーフレットにそれぞれ用いられる紙の枚数が、最大の違いでしょう。
先述したようにリーフレットは1枚の紙を2つ折りまたは3つ折りすることによってつくられますが、パンフレットは複数枚の紙を綴じることで制作されます。

記載できる情報量が違う

1枚の紙を織り込むリーフレットと違い、パンフレットはページ数を増やすことで情報量を増やせます。
むやみにリーフレットに情報を記載しようとして文字を小さくすると、可読性が下がり効果が半減してしまうでしょう。

パンフレット・リーフレットとチラシの違い

パンフレット・リーフレットと違いチラシは面が少ないため、一つの面に様々なタイプの情報を載せる必要があります。
そのため、デザインがかなり変わってきます。

チラシ・パンフレット・リーフレットのそれぞれの用途

チラシ・パンフレット・リーフレットはどれも紙媒体ですが、違いがあることを確認しました。
ここでは実際にどのような状況で使うか、用途を確認していきましょう。

リーフレットの用途

リーフレットは、商品やサービスの情報提供を目的としています。
折り込むため多くの情報を整理して掲載できるのが特徴です。

具体的には、以下のような使い方をされます。

リーフレットの使用用途

・製品、サービスの案内
・テーマパークや観光地の案内

店の入り口や総合案内のラックに常備しておきましょう。
来場者・来客者の目に留まりやすく、気軽に手にとってもらえます。

チラシの用途

チラシは幅広い宣伝を目的として使用されます。
具体的には、以下の用途に用いられます。

チラシの使用用途

・キャンペーン
・イベント告知
・新商品の売り出し
・セール

また、チラシにはいくつか種類があります。
以下はチラシの種類とその目的です。
チラシを使うときは、宣伝の目的を考えてみてください。

チラシの種類とその目的

・新聞折込チラシ:全国を対象とした宣伝
・ポスティング:エリアを限定した宣伝
・街頭チラシ:ターゲットを絞り込んだ宣伝

パンフレットの用途

パンフレットは、商品・サービスについて情報提供することを目的とし、リーフレットに比べて、より詳しい情報提供が可能です。

具体的な使用用途は以下の通りです。

パンフレットの使用用途

・企業の会社案内
・製品・サービスの紹介
・学校案内

情報量が多いということはかさばるということでもあります。
興味のない人に取っては情報過多になってしまいがちなので、商品やサービスに対し一定以上の理解・興味のある方にターゲットを絞る必要があるでしょう。

自分でチラシ・パンフレット・リーフレットを作成する3つのステップ

最後に作成するステップを確認していきましょう。

1.目的を決める

「なぜ作成するのか」「何を記載するのか」といった広告物の作成目的を考えていきます。
たとえばカフェの作る広告であれば、商品を宣伝するもの、店舗を宣伝するもの、バイト募集のものなど様々な目的があるでしょう。
広告を作成するときは、最初にこのような目的を明確化することから始めます。

目的を明確にすることで、チラシを使うのか、それともパンフレットやリーフレットを使うのか決められます。
また、その後の制作のときに一貫性が出ます。

2.ターゲットを決める

目的に応じてターゲットを決めます。
このとき、ターゲットの年齢や性別、地域、職業など細かく設定するようにしてください。

細かい点までターゲットを設定しておくことで、広告を欲している人に適切にアプローチできます。
この段階を疎かにしてしまうと広告がぼやけた印象に仕上がってしまいますし、適切にターゲットにアプローチすることもできません。

3.構成を決める

パンフレットの場合

パンフレットは複数ページで構成されています。
作成前に構成を決めておかないと、一貫性の無いパンフレットになるでしょう。

たとえば右開きか左開きかによっても、パンフレットの構成は異なります。
右開きか左開きかを決めるのは縦書きか横書きかということなので、この点についても考えなければなりません。

チラシの場合

表面には目を惹くデザインをしましょう。
裏面にはその他詳細な情報を記載します。
こうすることで手に取ってもらえますし、伝えるべき情報も伝えられます。

リーフレットの場合

表紙には手に取ってもらうために目を惹くデザインをします。
その他の面については、視線移動を考慮したデザインが必要となります。
このとき、問い合わせ先や申込先は明確にしておきましょう。

まとめ

チラシ、パンフレット、リーフレットの最大の違いはその形状でしょう。

・チラシ:1枚紙で裏表にデザインする
・パンフレット:複数枚紙を使う冊子の形態
・リーフレット:1枚紙を2つ折りまたは3つ折りにする

これら形状の違いにより、目的も変わってきます。

・チラシ:幅広い宣伝
・パンフレット:商品やサービスに関する詳しい情報提供
・リーフレット:商品やサービスの情報提供

また、当記事ではこれら紙媒体の広告を制作する流れも紹介しました。

1:目的を決める
2:ターゲットを決める
3:構成を決める

当記事が皆さまの参考になれば幸いです。

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