デザイン修正に手間や時間を取られてしまい、困っている方は多いでしょう。
そのような方におすすめなのが、デザイン校正ツールです。
このツールを利用するだけで、デザイン修正の効率が急激に高まります。
そこで今回は、デザイン校正ツールについて紹介するので、ご興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
目次
デザイン校正ツールとは何か?
デザイン校正ツールとは、ブラウザ上で画像に直接修正の指示を書き込めるツールのことです。
パソコン操作に慣れていない方でも手軽に使えて、直感的に作業できるのが最大の特徴です。
これまではスクリーンショットした画像をプリントアウトして書き込んでいた作業ですが、このツールを使用することで修正指示を効率化できます。
「mitekaku」のサービス内容
「mitekaku」とは、LPを読み込み、実寸サイズで見られて、簡単に修正指示を書き込めるクリエイティブに特化したコミュニケーションツールです。
このツールは主に以下の4つのお悩みが解決します。
1.実寸で見てもらえていなかった
1つ目は、実寸で見てもらえていなかったことです。
「mitekaku」はデザインを実寸表示するため、実寸で見てもらえていなかったというお悩みを解決します。
2.電話やメールだけでは修正指示が分かりにくい
2つ目は、電話やメールだけでは修正指示が分かりにくいことです。
電話やメールだけの場合、クライアントとデザイナーの間で相違が生まれる可能性があります。
「mitekaku」は画像に修正指示を直接書き込めるため、相違が生まれにくい特徴があります。
3.クライアントがデザインを確認してくれたか分からない
3つ目は、クライアントがデザインを確認してくれたか分からないことです。
クライアントがデザインを確認してくれたか分からないと不安を感じますが、「mitekaku」は相手が内容を確認すると、開封メールが届くため、そのような不安がありません。
4.デザインを送付した後に連絡するのを忘れていた
4つ目は、デザインを送付した後に連絡するのを忘れていたことです。
「mitekaku」は相手が数日内容を確認していない場合、リマインドメールを送るため、連絡忘れが減るでしょう。
このツールは登録不要で簡単に利用でき、登録(無料)するとさらに便利な機能が利用できます。
基本的な機能はすべて無料で利用可能です。
その他のデザイン校正ツールとは
ここからは、その他のデザイン校正ツールをいくつか紹介します。
1.AUN
1つ目は、AUNです。
このツールはブラウザでページを開いたら、すぐに使用できることが特徴です。
修正したいページのURLを入力すると、そのページ全体のスクリーンショットを撮影してくれます。
修正したい部分をマウスでドラッグして、自由に書き込めるため、比較的簡単に操作できます。
2.MONJI
2つ目は、MONJIです。
こちらのツールはブラウザ上でメールアドレスを登録すると利用できます。
URLを入力すると、ページ全体のキャプチャを取得し、修正したい部分にマウスをドラッグすると指示を入力できます。
ただし、「修正完了」のようなマークは用意されていないため、修正指示を共有した後に編集できない点に注意が必要です。
3.AdFlow
3つ目は、AdFlowです。
このツールはクリエイティブ制作に特化したプロジェクト管理ツールです。
デザイン修正指示だけではなく、制作物の管理やスケジュールの管理など、プロジェクトに必要な機能がまとまっています。
こちらもページのURLを入力すると、ページ全体を取り込めます。
動画にも対応しており、1秒単位でコメントを入力できます。
こちらのツールは他のツールとは違い、利用料金がかかります。
4.Brushup
4つ目は、Brushupです。
このツールは、Webデザインだけではなく、動画にも対応しています。
ブラウザ上でマウスを使って修正指示を入力できることに加えて、タブレットを使用すればペンツールでも書き込み可能です。
無料プラン〜有料プランまであります。
5.アカポン
5つ目は、アカポンです。
このツールは、ペンツールで修正したい部分にフリーハンドの修正が手軽にできます。
こちらもURLを入力して、ページ全体のキャプチャを自動撮影します。
アップロードした画像や動画データの修正したい部分をクリックするだけで、修正指示を入力できるため、簡単に操作できます。
手軽に使用できる無料プラン〜有料プランがあります。
デザイン校正ツールのメリットとデメリットについて
デザイン校正ツールのメリットとは?
デザイン校正ツールの代表的なメリットは以下の通りです。
修正指示にかかる時間を短縮できる点が大きな魅力で、導入しやすいこともポイントの1つと言えるでしょう。
メリット
・ツールのインストールや難しい操作が不要である
・スマホでも対応できる
・電話やメールでの確認のやり取りが減少する
・チーム内で情報共有できる
・動画レビュー機能付きのサービスも存在する
・修正依頼の履歴を確認できる
デザイン校正ツールのデメリットとは?
デメリットとして挙げられるものは、修正指示が簡単になる分修正回数が増えないように注意する必要があることです。
デザイン校正ツールを使うと、修正指示にかかる手間が省けるため、気軽に修正指示を出せます。
しかし、注意しないと修正指示が多くなってしまうことも考えられます。
そのため、修正回数が多くならないように注意しましょう。
デザイン制作を始める前に確認すべきこととは?
デザイン制作を始める前に確認すべきことがいくつかあります。
ここでは、その確認すべきことを4つ紹介します。
1.優先順位
1つ目は、優先順位を決めることです。
タイトル・アイキャッチ画像・キャッチフレーズ・本文など、それぞれを全体の何パーセント使用するのかを決めます。
これにより、全体的なレイアウトを把握できます。
2.参考デザインを共有する
2つ目は、参考デザインを共有することです。
ボタン・アイコン・文字のデザインなど、参考になるキャプチャ画像を準備してもらうと、クライアントとデザイナーの相違がなくなります。
相違があると修正回数が増える可能性が高いため、お互いのイメージに近い制作をするために参考デザインを共有するようにしましょう。
3.フォントイメージの共有
3つ目は、フォントイメージの共有です。
サイトやターゲット層とかけ離れたイメージのフォントを使用してしまうと、全体に違和感を覚えます。
違和感をなくすために、クライアントのイメージにあったフォントに近づける必要があります。
クライアントはフォントの種類に詳しくないことがあるため、クライアントへのヒアリングを基にデザイナー側から何種類か候補を提案してみると良いでしょう。
4.色のイメージの共有
4つ目は、色のイメージの共有です。
コンセプトやユーザーに与えた印象が色を決める際のポイントです。
例えば、パン屋やカフェの場合はベージュのイメージ、インテリアのお店はホワイトなど、連想されるカラーを使用することがおすすめです。
企業のWebページの場合はロゴに使用されている色や、コーポレートカラーを使用すると良いでしょう。
参考デザインと一緒に、サイトに使用するメインカラーを決めておきましょう。
まとめ
今回は、デザイン校正ツールについて紹介しました。
デザイン校正ツールには、電話やメールのやり取りが減ったり、簡単な操作で修正効率が上がったりするなどのメリットがあります。
デザイン修正の効率が低くて悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
また、「mitekaku」について詳細を知りたい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。