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mitekaku journal

2022/10/8

ロゴ制作依頼でのイメージの伝え方とは?共有時のポイントをご紹介!

ロゴ制作を依頼する際には、どんなロゴを作ってほしいかというイメージをデザイナーに伝える必要があります。
しかし、この際にイメージの共有が上手くできないと、希望通りのロゴを作ってもらえません。
満足できるロゴを作ってもらうためには、デザイナーのデザイン力だけでなく、依頼主の情報と伝え方が重要になります。
今回はロゴ制作を依頼する際の、ロゴイメージの伝え方のポイントやNGデザインなどについてご紹介します。

ロゴデザインを依頼する際の最初のステップ

皆さんはロゴに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
企業や団体、商品、アプリなどを表すものとしてロゴが使用されていますが、ロゴには2種類あります。

1つ目は会社名や商品名の文字列をデザインする「ロゴタイプ」です。
2つ目は会社のイメージやアイデンティティを図案化した「ロゴマーク」です。
ロゴマークはシンボルマークと呼ばれることもあり、ロゴタイプは単体での発注となることが特徴です。

ロゴマークを依頼する場合は会社名や団体名などの文字列がデザインになります。
両方セットで依頼できますが、ロゴタイプとロゴマークがどちらも目立ってしまうとデザインが競合してしまいます。
そのため、どちらをメインにするかを事前に決めておくと良いでしょう。

このようにロゴには2種類があります。
ロゴデザインを依頼する際には、作りたいロゴは文字なのか、マークなのか、それともセットなのかを決めておきましょう。

ロゴイメージを共有するときのポイントとは?

希望通りのロゴを作ってもらうためには、ロゴのイメージをデザイナーにしっかりと伝える必要があります。
「かわいい感じでお願いします」というように抽象的な言葉で伝えてはいけません。
形容詞は受け取った側によって異なる解釈が生まれてしまいます。

そのため、発注時には「誰に何を売るためのロゴなのか」というコンセプトを伝えることが重要です。

コンセプトを伝えた上で、かわいい感じにしたいのであれば具体的なキャラクターや映像のイメージを伝えると良いでしょう。
デザイナーはそれらから意図を汲み取って、デザインを提案します。

また、依頼主のコンセプトとロゴイメージが合わなければ、他の案を提案してくれるでしょう。
明確なイメージを持っているのであれば3パターンほど簡単なデザインを見せることをおすすめします。
身の回りにある服や紙袋などのお気に入りのデザインからイメージに近いものを選ぶと良いでしょう。

このようにロゴイメージを共有する際には、できるだけ具体的にイメージを伝えましょう。
誰をターゲットにするものなのか、何を売るためのものなのかというコンセプトを伝えることが重要です。
これらを伝えて、希望通りのロゴを作ってもらいましょう。

ロゴマークが持つ機能について

先ほど、ロゴマークを依頼する際のポイントについてお伝えしましたが、ロゴマークにはどのような役割があるのでしょうか。
以下では、ロゴマークの機能についてご紹介します。

存在の認知とブランドの統一感を高める

ロゴマークの1つ目の役割は企業やブランドの統一感、認知度を高めることです。
ロゴマークは名刺やパンフレット、ホームページ、看板など様々なところにデザインされています。
そのため、人の目につきやすく企業の統一感や認知度が高まります。

突然、「ロゴマークをなんでもいいので3つ書いてください」と言われてもそれほど困らないでしょう。
ロゴマークの色や形は様々な媒体を通して私たちの記憶に刻まれていきます。

ロゴマークは会社や事業の「顔」と言えます。
大企業はもちろん、中小企業や地方の店舗でもロゴマークがあります。
企業の存在を示すものとして、ロゴマークを作るのも1つの手でしょう。

会社や商品、サービスのコンセプトや想いを伝える

2つ目の役割はコンセプトや想いを伝えることです。
ロゴマークのデザインの形や色、モチーフなどからコンセプトを感じられるでしょう。
例えば、飲食店であれば何を提供しているのかがわかるデザインが採用されていることが多くなっています。
ラーメンのイラストをデザインすることで一目みて「ラーメン店」だとわかります。

一方で、円を重ねることで1つのマークとして表すデザインがあります。
このデザインには、人のつながりを大切にするという想いが込められています。
「人と人がつながることで、会社に関わった方の繁栄を願う」と言う意味があります。

また、濃い青と薄い青でデザインされたロゴは「人」と言う文字を表す箇所を濃い青で表現しています。
これによって「人のつながり」の大切さを視覚的に感じられるでしょう。

スタッフのモチベーションと一体感を高める

3つ目の役割は一体感を生み出すことです。
ロゴマークはスタッフ共通のシンボルとなります。
ロゴマークに使われている色や形を基に制服がデザインされていることもあります。

例としてスポーツ観戦を考えてみましょう。
選手と同じユニフォームを着たり、ロゴがデザインされたグッズを掲げたりして応援することで一体感が生まれます。
初対面の方でもファン同士で仲良く話したことがある方もいるでしょう。

このようにロゴマークには様々な機能があります。

NGデザインの伝え方

ロゴ作成の依頼をお考えの方の中には、「ロゴのイメージが全くない」「なんでもいいから作ってほしい」と思っている方もいるでしょう。

しかし、どのようなデザインにしたいのかを伝えなければ、おまかせでも満足のいくロゴができる可能性は低いでしょう。
作成を依頼する際には消去法を使ってデザイナーに伝えることも有効です。
以下では、伝える情報についてご紹介します。

NGのロゴデザイン

「このようなロゴがいい」というイメージがなくても「こういうのは好きじゃない」というイメージはあるでしょう。
デザイナーにとっても依頼主のNGを避けることで、満足してもらえる可能性が高くなります。
作成後に後悔しないように、NGデザインを伝えるようにしましょう。

NGの色

デザイナーは依頼主のコンセプトや想いを基に色を決めます。
しかし、必ずしも依頼主の好みと合っているとは限りません。

特に、色は人によってかなり好みが分かれる要素です。
そのため、NGの色を伝えていない場合、何度も作り直しになることがあります。
好きな色がなくても、最低限、NGの色を伝えるように意識しておくと良いでしょう。

NGの理由

「NGの理由を伝える必要があるのか」と思われる方がいるかもしれません。
しかし、なぜNGなのかを明確に伝えることで、デザイナーがより深く、依頼主の好みを知ることができます。
そのため、より良い提案をしてもらえる可能性が高まります。

少し面倒に感じるかも知れませんが、より良いデザインにしてもらうためにも、NGの理由を伝えると良いでしょう。

まとめ

今回はロゴ制作を依頼する際の、ロゴイメージの伝え方のポイントやNGデザインなどについてご紹介しました。
ロゴ制作を依頼する際には、ロゴイメージを具体的に伝えることが重要です。
その際に、NGデザインやNGの色、その理由を伝えることでより良いデザインにしてもらえるでしょう。